奥会津・西会津、都内で大交流フェア


 福島県の奥会津や西会津の魅力を知ってもらおうと、県会津地方振興局主催による「ふくしま奥会津・西会津大交流フェア」が1月21日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開かれた。首都圏の旅行業者やマスコミ関係者らが出席した。

 同局と県西部にある奥会津5町村(柳津町、三島町、金山町、只見町、昭和村)と西会津町が連携、地域の魅力を首都圏に発信することを目的に開催。フェアでは観光PR説明会と「夕べ」を実施した。

 エリアを代表する観光資源の一つが会津若松市と新潟県魚沼市を結ぶJR只見線。「紅葉の美しい鉄道路線」1位に選ばれるなど人気のローカル線だが、11年7月の新潟・福島豪雨災害で一部区間はいまだ不通状態にあり、早期の復旧が望まれている。

 只見線の魅力発信と観光誘客強化のため、「乗って!来て!只見線ゆる鉄キャンペーン」を実施しており、「14年度は冊子『只見線の旅』の更新やフォトコンテスト、乗車ツアーの造成などに取り組む」(奥会津振興センター)方針だ。

 「赤べこ発祥の里であり、円蔵寺は必見」(柳津町)、「着地型観光『田舎暮らし体験ツアー』に力を入れている」(三島町)など、各町村は観光スポットやイベントなどをアピール。また、奥会津温泉郷協議会は奥会津歳時記カレンダーの発行や「なでしこの会」の活動などを紹介した。

 「夕べ」には同局の須藤浩光局長はじめ、町村長らが出席。来賓として県出身の森雅子参院議員(少子化担当相)=写真=、作家の椎名誠氏らも顔を見せ、華を添えた。森議員は「奥会津や西会津には何回も泊まりに行き、定宿もある。自然豊かな地域で、多くの方にきてほしい」とあいさつした。

 
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