
国土交通、農林水産、文部科学の3省は3月22日、広島県尾道市、愛媛県大洲市、佐賀県佐賀市の歴史まちづくり計画(第2期)を認定した。これにより、価値のある建造物の維持保存や、伝統行事の調査などで国の補助金や支援を受けやすくなる。
同計画は全国で86都市が取り組んでおり、今回の3都市の認定で、第1期計画を完了し、2期の取り組む都市は30都市となる。自治体は同計画を活用し、歴史と文化を生かしたまちづくりを進め、観光振興にもつなげる。
尾道市は2012年度から21年度を計画期間とする第1期で、浄土寺など文化財の保存修理や道路の美装化などに取り組み、景観を改善。その結果、全国最多となる3件の日本遺産認定につながった。
会員向け記事です。