
馬淵国交相の会見(21日)
菅改造内閣が17日に発足し、国土交通相に馬淵澄夫・国交副大臣が就任した。観光立国の実現については、成長戦略の柱の1つとして推進する考えを示した。
馬淵国交相は、菅首相からの政策指示の中に、観光地域振興策の支援、訪日外客の増加による「国を挙げての観光立国の実現を総合的に推進」することが含まれていると説明した。17日夜の就任会見では「成長のエンジンとして観光産業などの分野で成果を挙げたい」と述べた。
また、21日の会見ではアジア太平洋経済協力会議(APEC、22日〜、奈良市)の観光大臣会合に合わせた中国国家旅游局副局長との二国間会談を見送ることを説明。具体的には触れなかったが、海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件に伴う影響とみられる。
馬淵 澄夫氏(まぶち・すみお)民主党。奈良1区。03年11月、衆議院議員に初当選。当選3回。横浜国大工学部卒。50歳。
