
中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表
中国の四川省文化観光庁は9月15日、東京・西新宿のヒルトン東京で同省の文化観光プロモーションイベントを開いた。中国駐東京観光代表処、四川航空との共催。大手旅行会社、航空関係者らに同省の文化と観光の魅力を紹介した。
四川省文化観光庁の厳颯爽副庁長があいさつ。「四川省はジャイアントパンダの故郷で、パンダは中日友好の親善大使を務めている。両国はこれまでに友好的な人文交流と観光協力を続けてきた。省にはユネスコ世界自然遺産の一つ、おとぎ話の世界と称される峡谷『九寨溝』があるが、今年度末に高速鉄道が開通し、成都から2時間で行けるようになる。ぜひ四川省にお越しいただき、美しい風景、色彩豊かな文化を体験していただきたい」と述べた。
中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は「今年は中日平和友好条約締結から45周年。コロナパンデミックが終息に向かうにつれ、国際観光指標の良好な回復がみられることをうれしく思う。われわれは日本の各界と協力して、両国の文化・観光の健全で安定した発展を目指す」と今後のさらなる交流促進に向けて意欲を述べた。
文化観光プレゼンテーションでは、四川省のホテル、旅行会社、航空会社などの各代表者がそれぞれの事業プランを紹介した。主な観光地、イベントとして、ジャイアントパンダ繁殖研究基地、自貢灯彩のフェスティバル、三国志遺跡の剣門関などが挙げられた。
中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表