日本ホテル教育センターはこのほど、2月18日に実施された「和食検定試験」の結果を発表した。2回目となる基本レベルには、172人が受験し、68人が合格した。内訳は、基本レベル1級が16人、同2級が52人で、合計の認定率は39.5%だった。
第1回目なる実務レベルの結果も報告した。38人の受験者のうち、31人が合格。内訳は、実務レベル1級が16人、同2級が15人で、認定率は81.6%。
和食検定は、世界的に注目される「和食」を体系的に学び、接遇を通して和の食文化を世界に発信できる人材を育成することが目的。日本料理の成り立ちや関連する知識、食事作法を学ぶ基本レベルと、着物や和室での振る舞いや接遇の作法を学び、和の食文化を伝承していくためのノウハウを身に付ける実務レベルの2クラスがある。
試験は年2回の実施。第1回目として昨年10月に基本レベルのみが実施された。
2回目の今回は、基本に加え、実務レベルも対象とした。実務レベルは基本の認定を受けた人が対象。試験は、札幌、東京、大阪、福岡の全国4会場で行われた。