
観光庁が9日に発表した8月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が7184億2822万円で、前年同月比5.7%増、前々年同月比では7.6%増だった。内訳は、国内旅行が前年同月比1.9%増の4386億1479万円、海外旅行が同11.6%増の2746億2725万円、外国人旅行が同55.8%増の51億8618万円。
分野別に前々年同月比を見ると、国内旅行は4.1%増、海外旅行が14.2%増、外国人旅行が12.3%減。
58社中、取扱額の合計が前年を超えたのは40社、国内旅行で前年を超えたのは54社中、29社。
募集型企画旅行の取り扱い状況は、総取扱額が前年同月比6.3%増の2307億9557万円だった。このうち国内旅行は同1.7%増の1280億1850万円、海外旅行は同12.7%増の1025億4769万円、外国人旅行は同22.4%増の2億2939万円。前々年同月比は、国内旅行が2.5%減、海外旅行が13.0%増、外国人旅行が52.9%減で、合計では3.7%増加。
募集型企画旅行の総取扱人数は前年同月比1.5%増の520万9213人。内訳は国内旅行が同0.5%増の4690万859人、海外旅行が同11.7%増の50万7624人、外国人旅行が同57.3%増の1万730人。前々年同月比は国内旅行が0.5%減、海外旅行が6.5%増、外国人旅行が37%減、合計では3.7%減だった。