
鉄道旅客協会が3日発表した主要旅行業13社の8月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比7.1%増の3542億7247万円だった。内訳は、国内旅行が同1.7%増の2063億9589万円、海外旅行が同14.5%増の1417億8545万円、外国人旅行が72.2%増の47億2673万円となった。
トップツアー、日本通運、阪急交通社は、総取扱額が前年同月と比べ2ケタの伸び。前年同月比を下回ったのは4社だった。
分野別では、国内旅行は前年同月を上回った会社は7社だった。海外旅行は9社。外国人旅行は取り扱い12社すべてが前年同月を上回った。その内5社が3ケタ増となった。
総取扱額の2010年同月比は9.1%増だった。13社中、総取扱額が10年同月より増加したのは、JTB、日本旅行、トップツアー、東武トラベル、名鉄観光サービス、京王観光、阪急交通社、クラブツーリズムの8社。
今年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比17.0%増の1兆4303億1882万円。10年同期比は3.9%増だった。累計総額が10年度より増加したのは、JTB、日本旅行、東武トラベル、名鉄観光サービス、阪急交通社、クラブツーリズムの6社。