中央線あるあるプロジェクト実行委員会、2019年度杉並区インバウンドプロモーション事業の成果発表


 中央線あるあるプロジェクト実行委員会などは4月28日、2019年度杉並区インバウンドプロモーション事業の成果を発表した。

 

海外へ向けたデジタルマーケティング事業及び訪日外国人(インバウンド)向けコンテンツビジネスを手がけるTokyo Creative株式会社(https://www.tokyocreative.jp/)はこの度、中央線あるあるプロジェクト実行委員会(https://www.chuosen-rr.com/)と共に杉並区の2019年度のインバウンドプロモーション事業を完了したことを発表いたします(撮影および公開は2019年夏に実施)。
【インバウンドプロモーション実施の背景】
杉並区の中央線沿いのエリアは新宿から僅か10分程度という好立地でもあり、古着やアニメ、個性的な飲食店といったコンテンツも多いことから、日本人にも人気の高いスポットです。都内、主に渋谷、新宿などの都心部の観光地はインバウンド客も多く、アジア圏を中心に世界中の観光客が訪れている一方で、杉並区まで足を延ばすインバウンド客は多くありません。

欧米豪のインバウンド客に杉並区のどういったコンテンツが支持されるのか、また効果的なプロモーション方法はどういったものかという課題を解消すべく、一緒に海外プロモーションに取り組むことになりました。

【中央線沿いの魅力を3つの動画に分けて情報発信】
取り上げた観光スポットは、当社の過去の施策データから欧米豪インバウンド客のニーズが高いスポットを選択し、阿佐ケ谷×夏祭り、高円寺×ビンテージショッピング、荻窪・西荻窪×自然という分類で情報発信しました。JR阿佐ケ谷駅周辺では阿佐谷七夕まつりを浴衣で楽しみ、夕方からクラフトビールや焼き鳥を楽しむコースを取り上げました。「お祭りを体験したい!」「阿佐ケ谷は見どころや飲むところがたくさんありそうだね!」というポジティブな反響がみられました。

 

高円寺駅ではビンテージショップが立ち並ぶエリアでのショッピング、ヴィーガンカフェでのランチメニューを発信しました。動画内で紹介したスポットは高円寺駅で配布している英語版Mapから選定し、リーフレットを入手することで迷わず散策できるという情報発信で利用を促しています。古着屋巡りでは出演者がコーディネートを競い、視聴者が投票する参加型の企画を実施しました。「高円寺に行かなきゃ!」「今回行ったお店を教えて」「もっとローカルな情報を発信してほしい」「ヴィーガンフレンドリーの情報はとても嬉しい!」といった、訪問を前提とした反響がみられました。

荻窪、西荻窪駅では並木道や日本庭園でリラックスできる大田黒公園や荻窪ラーメン、レトロな雰囲気のカフェの情報を発信しました。都内でも落ち着いてリラックスできるエリアがあるのかと驚きのコメント、隠れたスポットの情報が有難いという反響がみられました。

【YouTube動画】​

 

 

 

3つのエリアを紹介した動画は累計で10万再生数を超え、400件以上のコメントを集めました。インバウンド客が集中する観光地ではなく、ローカルなスポットへの関心が高まっています。特にお祭り、ショッピング、食、自然といったコンテンツは興味関心が高く、地域の資産を活かした情報発信はまだまだ集客を広げる可能性があります。

 
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