
シンポジウム
メタ観光推進機構(牧野守衛代表理事)は10月28日、「臨海副都心メタ観光ガイドツアー」とメタ観光シンポジウム「メタ観光マップで見つける臨海副都心の魅力」を開催した=写真。同機構が、みずほ銀行などと共同で「臨海副都心メタ観光プロジェクト」として、東京都が公募した「2023年度東京データプラットフォームケーススタディ事業」に採択され、実施したもの。
メタ観光とは、従来観光資源とされなかった地域の多様な魅力や価値を多層レイヤーのオンライン地図「メタ観光マップ」に可視化して楽しむ新しい観光のこと。特に聖地やインスタ映え、地形等の街歩きの要素を観光資源化できるとして注目されている。
メタ観光ガイドツアーは無料のモニターツアーとして実施。メタ観光マップを参考に地域を多様な魅力で紹介する90分のガイドツアーとして、テレコムセンター展望台、船の科学館、国際ターミナル、潮風公園、ガンダムユニコーン、フジテレビの建築、自由の女神などを巡った。臨海副都心エリア在住、在勤・在学を含む10~70代の12人が参加。
参加者からは「街を知ると楽しいという知的好奇心が刺激された」「メタ観光マップではマスからニッチまで多様な視点で街を見ることができた。グーグルマップにも載っていない廃墟の橋などが紹介されていて楽しいと思った」などの声を得た。
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