
道後温泉で開かれた出版記念セレモニー
日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)は12日、「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」を発表し、16日に書籍の販売を開始した。発売に先立って出版記念セレモニーが10日、道後温泉本館飛鳥乃湯泉(松山市)で開催され、掲載店の料理人やシェフ、関係者らが招かれた。
2013年に発行された「ミシュランガイド広島2013特別版」を全面的に改訂し、新たに愛媛県を加えた。愛媛県は国内16エリア目となり、四国では初のエリアとなる。
出版記念セレモニーでは、掲載される愛媛県の一部内容を先行して発表した。愛媛県の掲載数は216軒で、そのうち飲食店・レストランは184軒、宿泊施設は32軒(旅館13軒、ホテル19軒)となった。
セレモニーで野志克仁・松山市長は「『瀬戸内・松山構想』を進める松山市にとって、広島と一緒に掲載されることは意義深く、チャンスだ。インバウンドにもつなげていきたい」とあいさつした。
一方で広島県の掲載数は302軒(飲食店・レストラン258軒、宿泊施44軒)。このうち91軒が新規掲載だった。12日には、広島市内でも出版記念パーティーが開催された。