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ホテルインディゴ長崎グラバーストリートは2025年3月19日、4月1日から5月31日までの期間限定で、「シュガーロード」をテーマにしたアフタヌーンティー「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート with ピエール・エルメ・パリ」を発売すると発表した。
このアフタヌーンティーは、長崎の歴史的な「シュガーロード」と呼ばれる長崎街道にちなんで企画されたもので、地元の食材とスイーツを活かした内容となっている。特筆すべきは、長崎市が推進する街づくりプロジェクト「My SWEET NAGASAKI」を牽引するフランスのパティスリー「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボレーションだ。
提供されるメニューには、ピエール・エルメ・パリのマカロンやショコラを含むスイーツ7種と、長崎の特色ある食材を使用したセイボリー4種が含まれる。スイーツの中でも注目は、聖堂のステンドグラスに見立てた色鮮やかな琥珀糖だ。セイボリーには、カステラのフルーツサンドや長崎和牛とジャガタライモのクロケット、長崎名物の角煮を使用したスライダーバーガーなどが並ぶ。
ドリンクには、長崎県産のほうじ茶やホテルオリジナルブレンドの枇杷茶などがラインナップされており、地元の味覚を堪能できる。
料理長の寺山巧氏は、「長崎の豊かな食材を活かし、当ホテル開業後初めてのアフタヌーンティーを提供できることを大変嬉しく思います」とコメントしている。また、「シュガーロードの歴史と文化を感じさせるメニュー構成で、特にカステラのフルーツサンドや角煮のバーガー、ステンドグラスをイメージした琥珀糖など、長崎ならではの味わいをお楽しみいただけるアフタヌーンティーに仕上げました」と、メニューへのこだわりを語った。
このアフタヌーンティーは、ホテル内のレストラン「Restaurant Cathedréclat」で提供される。色とりどりのステンドグラスが煌めく聖堂のような雰囲気の中で、特別な午後のひとときを過ごすことができる。価格は1名様6,700円(税込、別途サービス料13%)で、2日前までの事前予約制となっている。
本企画は、長崎市の魅力を食を通じて発信する取り組みの一環として注目される。「My SWEET NAGASAKI」プロジェクトは、和・華・蘭の文化が融合し、江戸時代には「シュガーロード」を通じて日本にスイーツを広めた長崎の歴史を活かし、スイーツ文化を発信することで街の活性化を目指している。
ホテルインディゴ長崎グラバーストリートは2024年12月13日に開業したばかりの新しいホテルだ。世界各地のローカルカルチャーやコミュニティ、フードカルチャーなどからインスピレーションを受けて創られたホテルインディゴブランドの特徴を活かし、長崎の魅力を体現するホテルとして注目を集めている。