
ホテルマネージメントインターナショナル(HMI)が運営するグランドホテル浜松(静岡県浜松市)はこのほど、新館の客室、宴会場、神殿をリニューアルした。地元浜松をテーマにした装飾やスワロフスキー製のシャンデリアなど、地域密着と華やかさを兼ね備えた施設にした。
新館客室(262室、収容561人)は浜松まつり、浜松城など、浜松ゆかりのものをテーマにしたアートを飾っている。
室内はライトブラウンをベースにした壁に、安らぎを感じられるというウォームグレーやベージュ、ライトグリーンのじゅうたんを組み合わせ。テレビは壁掛けに変更し、空間の広さを強調。マットレスは高さを確保し、外国人客にも対応できるようにした。
主力宴会場「鶴」(着席180人、立食250人=写真)は、完全独立型の常設ステージやブース席が特徴。天井、壁、サイドソファーも改装し、会場中央にはスワロフスキー製のシャンデリアを設置した。
神殿「長生殿」(収容60人)は、壁面全てを約6千の桜の花びら模様に張り替え。床は赤のじゅうたんにした。今回のリニューアルでブライダル需要を一層促進したいとしている。