旅市場で電話受注を開始
ゆこゆこホールディングスは21日、ウェブ販売サイト「ゆこゆこ旅市場」で電話受注サービスを開始することを発表した。サービスの開始は、2月末から3月初旬を予定。ネットに不慣れなシニア世代の利便性を向上し、販売を拡大する。
ゆこゆこ旅市場は、「宿を応援したい」「旅に行きたい」気持ちに応えること、全国の宿泊施設の支援を目的として昨年7月にオープンした。現在は、約100点の商品を販売。サイト上では取り寄せできる品物の情報を、写真や動画(一部)、エピソードなどとともに紹介している。支払いはクレジットカード決済、銀行振り込みに対応している。
電話受注の開始は、同社会員の7割が60代以上であり、年末年始期間(20年12月16日~21年1月5日)限定で試験的に電話受注を行ったところ、受注数が電話受注装着前を上回る結果となったこと、巣ごもり需要が高まっていることから決断した。
「『インターネットで見ることはできるが、買い物はよく分からないし怖い』『カードは持っているが、インターネットで入力するのは嫌』という声を実際にいただいた。電話受注をきっかけに温泉地、宿の味を楽しんでもらい、改めて旅行に行くきっかけとなれば」と同社。また、サイトの特徴として「他社サイトは一貫して製造者目線でPRしているが、当社ではお客さま目線でのPRを意識している」と話す。