かんがい施設 世界遺産に2件登録 日本は世界最多に


 農林水産省によると、国際かんがい排水委員会(ICID、本部=インド・ニューデリー)は4日開いた国際執行理事会で、山形市の山形五堰など日本の4施設を「世界かんがい施設遺産」に登録することを決めた。これにより、日本の同施設遺産は51となる。

 登録されたのは、山形五堰のほか、本宿用水(静岡県長泉町)、北山用水(同富士宮市)、建部井堰(岡山市)。

 山形五堰は馬見ケ崎川から取水している笹堰、御殿堰、八ケ郷堰、宮町堰、双月堰の総称で、総延長約115キロ。400年ほど前に造られた。市街地を網の目のように流れている堰は全国でも珍しく、市の歴史的財産となっている。県内での登録は庄内町の北楯大堰(きただておおぜき)に次いで2例目。

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