
宮川社長
新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は新天皇陛下のご即位と令和改元、ゴールデンウイーク10連休やラグビーワールドカップ2019の盛り上がりなど明るい話題に恵まれましたが、その一方で大型台風や河川の氾濫、世界文化遺産であるパリ・ノートルダム大聖堂や沖縄・首里城の火災など、多くの災害に見舞われた1年でもありました。被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、2019年はANAの旅のブランド「ANAトラベラーズ」の誕生1周年を機に、「期待を超える旅体験をお客様一人ひとりと共に紡ぐ」というブランドコンセプトのもと、「旅 X イノベーション」をテーマとして、ツアーマイルの導入やハワイアプリ「A―NAvi」「手ぶら旅行サービス」「ANAシェア旅」といった新サービスを続々と開始し、新たな価値の創造、提供に努めてまいりました。
2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催や5Gの本格運用に伴う技術革新、またANAグループにおいては羽田国際線ネットワークのさらなる拡充など大きなエポックの年となります。そのような環境下、羽田発の新規就航路線を利用した商品の展開や、ANAウェブサイトだけでなく旅行会社店頭でも購入できる「ダイナミックプライシング型旅行商品」の投入など、新たな商品やサービスの開発、導入に積極的に取り組んでまいります。
最後になりますが、私どもは本年を「ANAトラベラーズ」の本格的な創業年と位置付け、これまでANAグループとして培ってきた「安心と信頼の品質」にさらに磨きを掛け、お客さまに寄り添った新しい価値ある旅作りに挑戦してまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。