新酒を楽しむ「酒まつりの夕べ」
徳島県三好市内の旅館・ホテル5軒で結成する「大歩危・祖谷いってみる会」は、新酒を楽しむイベント「酒まつりの夕べ」を毎年2月に開催。閑散期の集客へ、地域にとって欠かせないイベントとなっている。
同市池田町は「四国の灘」とも称される酒蔵の集積地。地元では、この歴史的文化資源を誘客に生かそうと「四国酒まつり」を2000年から、新酒の時期の2月に開催。酒蔵を開放したり、地酒の試飲会を行ったりと盛りだくさんの内容で、期間中の街中は活況を呈している。
ただ、参加者は日帰りが多く、地元での宿泊に結び付いていなかった。同会は日中のまつりに続く夜のイベントを企画。来訪者の宿泊を促した。
09年の初開催から、20年で11回目を迎えた。午後8時から9時半までの1時間半、地酒と郷土料理、郷土芸能を核としたプログラムを行い、来場者を楽しませた。宿泊券や特産品が当たる抽選会、割引料金で温泉入浴ができる特典も用意。
「地元住民、行政と協力していくうちにお客さまがどんどん増え、今では会場に収まりきらないぐらいの人数となった」と同会。イベント効果で宿泊客も増えたという。