
外出自粛下で7割超が旅行意欲
熊本県内の観光協会で構成する熊本県観光協会連絡会議はこのほど、同会議が実施した「新型コロナウイルス感染症収束後の旅行・観光に関する意識調査」の結果を公表した。これによると外出自粛要請期間中に7割以上の人が、旅行に行きたいと感じていることが分かった。新型コロナウイルス感染症収束後の旅行でやりたいこととしては、温泉やリゾートホテルへの滞在が最も票を集めた。
調査は4月27~29日に全国の一般消費者を対象にウェブアンケート方式で実施。3247件の回答を得た。回答者の年齢構成は、40代が1166人で最も多く、以下50代が875人、30代が556人。
旅行などの再開時期についての質問では、近隣エリアへの旅行は「外出自粛要請の解除後」という回答が最も多かったものの、飛行機や新幹線を利用しての国内旅行や海外旅行は「当面は控える」という回答が最多となった。
「熊本地震からの復興を経験し、事業者には現実的な見通しが必要と学んだ。本調査が全国の観光事業者の何かしらの道しるべになれば」と同会議。調査の詳細は、コンテンツ配信サービス「note」内の同会議ページ(https://note.com/nieunsfs/n/n6da1d8746bc0)で閲覧できる。