
観光庁が4月17日に発表した主要旅行業49社の2月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比1.1%増の3862億2816万円だった。内訳は、国内旅行が0.6%増の2047億4287万円、外国人旅行が6.0%増の157億8727万円、海外旅行が1.2%増の1656億9802万円。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は団体旅行の取り扱いが好調で、ほぼ前年並み。外国人旅行は欧米豪市場を中心に引き続き堅調に推移し、前年実績を超えた。海外旅行は平昌オリンピック・パラリンピックの反動があったものの団体旅行が好調で、前年比微増。
総取扱額が前年実績を超えたのは49社中20社。旅行分野別で見ると、国内旅行は47社中19社、外国人旅行が33社17社、海外旅行が47社中25社で前年比増となった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比2.9%減の1018億9954万円だった。内訳は、国内旅行が1.9%減の706億7083万円、外国人旅行が5.7%増の4億1605万円、海外旅行が5.4%減の308億1266万円。
募集型企画旅行の取扱人数は4.0%減の283万1351人。このうち国内旅行は3.9%減の262万8269人、外国人旅行は0.1%増の3万8664人、海外旅行は7.2%減の16万4418人だった。