
中国蘇州市の「観光セミナー」が12月21日、東京都内で開かれた。蘇州市観光局の意向を受けて蘇州観光(日本)ピーアールセンターが主催。世界遺産の庭園や太湖など、「水辺の芸術の都」蘇州の魅力を旅行業者らにアピールした=写真。
蘇州は中国東南部、江蘇省の中心都市。中国で3番目に大きい淡水湖の太湖や縦横に張り巡らされた運河など水資源に恵まれ、ベネチア(イタリア)と並ぶ世界有数の水郷都市で知られる。
大小200以上の庭園があり、このうち拙政園、留園は中国四大名園に数えられるほか、合計九つの庭園がユネスコの世界文化遺産に登録されている。
刺しゅう、シルクなどの特産品や、陽澄湖で取れる最高級の上海ガニ、蘇州ラーメンなどのグルメも人気が高い。
上海から中国版新幹線で20分と交通の便が良く、上海から日帰り旅行ができる。30軒以上の五つ星ホテルや古民家を再現したホテルなど、宿泊施設も充実している。