JR西日本は6日から、京阪神地区の網干〜姫路〜三ノ宮〜大阪〜京都〜長浜の間(東海道・山陽本線、北陸本線)で「黒田官兵衛」ラッピング列車の運行を開始した。
今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は、同社管内で多くの黒田官兵衛ゆかりの地があることから、NHKと地元自治体と連携してラッピング列車を企画した。8両編成を2編成で運行するほか、車体側面を大きく使ったラッピングが特徴。
デザインは、主に先頭または最後尾車両に官兵衛役の岡田准一さんを大きくラッピング。3〜6両目には、地元の官兵衛ゆかりの地などを紹介。姫路エリアでは、世界遺産の姫路城や「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」などをPR。長浜エリアは、竹生島や「黒田官兵衛博覧会歴史館」(長浜城歴史博物館)などを掲示。木ノ本エリアからは、賤ヶ岳古戦場や「黒田官兵衛博覧会大河ドラマ館」(戦国大河きのもと館)がラッピングされている。
4月上旬からは岡山エリアでも、岡山〜備中高松〜総社間(吉備線)を2両編成1編成、岡山〜長船〜備前片上〜播州赤穂(赤穂線)で、3両編成1編成でラッピング列車を運行する。