JTB旅連事業は、JTB協定旅館ホテル連盟の会員を対象としたオンラインセミナー「旅行需要回復を見据えて今取るべき対策」を8月5日と11日に開催する。宿泊施設を取り巻くリスクと、その対策としてのJTB旅ホ連保険での備えについて説明する。
近年は、台風や暴風雨など自然災害が増加し、トコジラミの発生も増えている。新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、国内旅行需要回復の兆しが徐々に見えつつあるが、そういったリスクに見舞われると、旅行需要回復の波に乗ることができなくなってしまう恐れもある。
JTB旅連事業では、旅館賠償責任保険などの基本保険の補完保険(オプション)として、「災害休業あんしん保険」を用意している。この保険は、台風や火災などに建物が被害に遭い、休業などで売り上げが減少したことで損失が生じた場合に、その喪失利益と収益減少防止費用について保険金を支払うもの。例えば、「台風によって露天風呂が流されてしまい、営業が1週間できなくなってしまった」といったケースで適用される。
また、トコジラミ被害に関しては、駆除費用や代替宿泊費用による損害をカバーする「トコジラミ駆除費用担保特約」や、トコジラミ駆除での部屋の営業休止により喪失した利益を補償する「トコジラミ駆除喪失利益担保特約」をそろえている。
オンラインセミナーは5日、11日とも午前11時から1時間。講師はJTB旅連事業営業部長の村上良樹氏と東京海上日動火災保険旅行業営業部副主任の福田航平氏が務める。受講料は無料。
申し込み受け付けは8月3日まで。各回先着300人の定員となり次第締め切る。詳細はJTB旅連事業TEL03(3834)7051へ。