JR西日本はこのほど、岡山県で実施中の「SETOUCHI GLAMPING」(せとうちグランピング)事業のプレスツアーを実施し、鷲羽山下電ホテル(倉敷市)敷地内のグランピング施設やアクティビティを公開した=写真。
事業は新型コロナウイルス感染拡大後の社会情勢の変化を踏まえ、「自然」「貸し切り」をテーマとした新たな観光スタイルの一つ、グランピングの実証実験として行っている。JRの切符とセットになった旅行商品などで販売。9月から来年1月ごろまでの設定で、期間中の利用状況を踏まえ、来年度以降の本格稼働を検討する。
鷲羽山下電ホテルは、瀬戸大橋と瀬戸内の多島美を目前に望むロケーション。敷地内にドームテントを用意しており、利用者はここで宿泊する。ホテルでの宿泊も選択可能。食事は地元食材を使ったバーベキューを提供する。
瀬戸内の多島美を楽しめるクルージングや無人島(釜島)でのフィッシング、ビーチでのヨガなど、さまざまなアクティビティも用意している。
事業は環境省の「令和2年度国立公園におけるグランピング等促進事業」補助事業に採択されている。