JR東日本とJR西日本は15日、両者が提供するアプリ「JR東日本アプリ」「WESTER」間で「リアルタイム経路検索(列車の遅れを加味した経路検索)」でのサービス連携を始めた。MaaSの取り組みを進め、相乗効果で付加価値の高いサービスを提供する。「日本のMaaS連携推進に貢献していく」と関係者。
両者は、昨年9月24日にMaaSの取り組みで連携することを発表している。今回は、JR東日本アプリで実証実験を行っている「リアルタイム経路検索」で、JR西日本の一部路線が対象路線に加わるとともに、WESTERでもリアルタイム経路検索が利用できるようになった。
6月ごろには、両アプリから相互のリンク表示を行い、経路検索結果で相互の駅が表示された場合や、他アプリなどへのリンク集となるページに相互のアプリを起動するバナーを掲載する予定。