日本航空(JAL)は11月30日、ジャルパックの「JALダイナミックパッケージ(DP)」で自治体と連携した2地域居住の推進に向けたツアー「2地域居住をはじめる旅」の販売を始めた。第1弾は帯広市(北海道)、豊岡市(兵庫県)、宗像市(福岡県)、阿蘇市(熊本県)が対象。観光の魅力だけでなく就労環境や生活環境といった実際の2地域居住をイメージしながら、現地を確認できる機会を提供する。
2地域居住は、都市と地方に拠点を持ち、定期的に地方で休日を過ごしたり、仕事をしたりするウィズコロナ、アフターコロナで注目されている新たなライフスタイル。
商品では、現地で自治体の担当職員を訪問し、直接相談できる機会を用意。帯広市では十勝で新たなビジネスプランやアイデアを実現するため企業、操業を応援しているスタートアップ支援スペース「LAND」の紹介や市内のコワーキング環境が見学できる。豊岡市ではコワーキングスペースなどの就労環境の紹介に加え、子育て世代の本格的な移住に向け、教育への取り組みの案内や小学校訪問を行う。
宗像市では、地元の新鮮な産直品を扱う店や、図書館、プラネタリウム、芝生広場がある複合施設など、居住をイメージしやすい買い物や子育てなどに便利なスポットを案内する。阿蘇市では居住環境に合わせた物件などを紹介する。
各地の魅力を紹介するレポート記事をウェブマガジン「OnTrip JAL」に掲載している。