日本航空(JAL)は、安全、安心でスムーズな渡航に向け、三つのデジタル証明書アプリ「コモンパス」「VeriFLY」「IATAトラベルパス」の運航便への導入に向けた取り組みを始めた。デジタル証明書アプリの早期実用化に向けた取り組みを加速する。
デジタル証明書アプリは、新型コロナウイルス感染症の検査結果などをスマートフォンなど各種デバイスに表示可能で、情報管理の安全性を前提としてさまざまな国との往来に不可欠であるとの考えのもと、関係機関とともに協力し(1)医療機関が発行した新型コロナウイルス感染症の検査結果や、渡航先の入国要件、渡航資格などを、お客さまのスマートフォンなどの各種デバイスで確認できるデジタル証明書アプリの導入と普及(2)デジタル証明書アプリを利用した非接触、非対面でスムーズな搭乗手続き(自動チェックイン)(3)デジタル証明書アプリによる到着国での検疫通過など利用シーンの拡大―の実現を目指す。
同社は、4月2日に羽田―ホノルル線、同5日に成田―シンガポール線で実証実験を実施している。