ANAホールディングス(HD)とポーラ・オルビスホールディングス(東京都港区、ポーラ・オルビス)は11日、「宇宙ライフを美しく快適に」をコンセプトに、製品を共同開発するプロジェクト「CosmoSkin」を発足した。宇宙でも使える化粧品を開発するなど、新たなアイデアでもっと輝く未来を目指す。
連携は、昨年の宇宙ビジネスアイデアコンテストS―Boosterでポーラオルビスグループの「美肌ウェルネスツーリズム」がANAホールディングス賞を受賞したことをきっかけに実現。
プロジェクト第1弾では、宇宙でも使える化粧品の共同開発を開始し、2023年の商品化を目指す。ポーラ・オルビスは、肌の知見や製剤技術を生かし宇宙ライフに適した化粧品の研究開発を行う。ANAHDは、地上よりも宇宙環境に近いといわれている航空機内を実証実験の場として提供する。
「それぞれの知見を生かすオープンイノベーションに期待してほしい」と関係者。