石川県加賀市は6日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で、旅行会社やマスコミ関係者らを集め、加賀温泉郷(山中、山代、片山津)の魅力をアピールする加賀温泉郷PR会議=写真=とおもてなし謝恩会を開催した。
PR会議では2019年度のお薦めポイントを紹介。その一つは体験メニューの多さ。
山中温泉の老舗和菓子店で作るオリジナル最中作り(1人2千円、所要時間50分)や明治創業の和菓子屋でのパンケーキ作り(同3千円、同30~50分)などのほか、ホタル博士のガイドによるホタル観賞ツアー(6月上旬予定、大人1500円、小人500円)を薦める。ホタルツアーは「3温泉からのミニバスツアーで、夕食後午後8時ごろ出発する」という。
旅行会社に対してはMICE送客助成制度の活用をアピール。延べ20人以上が市内宿泊施設で泊まることを条件に、1人1泊300円(限度額は1回あたり15万円)を助成する。「修学旅行も対象」と関係者。
また、4月1日から温泉郷を巡る「ECO乗りクーポン」を販売する。周遊バスの「キャン・バス」、路線バス、タクシーの組み合わせが自由で、なおかつ施設入場券、スイーツ券を付けて800円で提供する。「最大1500円以上お得」という。
このほか、ご当地グルメ「加賀カニごはん」を4月1日にリニューアルし、5店舗で2250円で提供する。