内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の3月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.5ポイント減の49.8と2カ月ぶりに低下。サービス関連が低下、飲食関連が上昇した。観光関係者から「北陸応援割の影響でかなりの来館」「インバウンド需要が本格的に増加」などの声が上がっている。
DIは地域の景気の動きを観察できる業種の人々に3カ月前と比較した景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
現状判断DIは、サービス関連が前月比1.0ポイント減の52.4と2カ月ぶりに低下。飲食関連が同0.2ポイント増の53.1と2カ月連続で上昇した。
先行き判断DIは同1.8ポイント減の51.2。
景気判断理由の主な回答は次の通り。
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