総務省はこのほど、家計調査報告の２月分を公表した。同月の消費支出は１世帯当たり２６万５６１４円で、前年同月比実質０・１％増と２カ月連続で増加した。１０の支出項目別では交通・通信など５項目が増加。教養娯楽など５項目が減少した。
交通・通信は４万１７９０円で同９・５％増と２カ月連続で増加。自動車購入など自動車等関係費が増加した。
教養娯楽は２万５４２０円で同０・５％減と４カ月ぶりに減少。パーソナルコンピュータなどの教養娯楽用耐久財が減少。宿泊料、国内パック旅行費などの教養娯楽サービスは増加した。
このほか増加は食料、光熱・水道、家具・家事用品、被服および履物の各項目。
減少は住居、保健医療、教育、その他の消費支出の各項目。
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同月の勤労者世帯（２人以上の世帯）の実収入は１世帯当たり５０万３９８９円で、前年同月比２・３％増と２カ月ぶりに増加した。
このうち世帯主収入は３４万７８８５円で、同２・５％減と３カ月連続で減少。配偶者の収入は５万８９０２円で、同３・６％増と５カ月連続で増加した。
