
北アルプスの黒部峡谷にある黒部ダムが完成から60周年を迎えているが、長野県側の玄関口にあたる大町市では、節目の年を記念して特別企画「黒部ダム見学会」を8月に開催する。主催は市や観光協会など19団体で組織する市プロモーション委員会。
見学会は再生可能エネルギーに関する事前学習後、ダム内部にある監査廊を見学する。日時は8月3、8、22、28日で、1日2回実施。参加費は大人・子どもとも千円。問い合わせは事務局、TEL0261(23)4081。
黒部ダム建設は「世紀の難工事」と呼ばれ、総工費約513億円、延べ1千万人が工事に携わり171人が死亡した。