静岡県下田市と南伊豆の女将会「わかな会」は3日、東京・JR有楽町駅前の日本外国特派員協会で外国人ジャーナリストら130人を対象に「伊豆黒船祭りプレビューと伊豆雛節句料理の夕べ」を開いた。5月16日から18日まで開く「下田黒船祭」をPRした。
石井直樹下田市長は「ペリー来航154周年を記念する第69回下田黒船祭を今年も開催する。市内が幕末にタイムスリップする下田市最大のイベントで、シーファー駐日米国大使もお越しになる予定だ」とあいさつ。わかな会メンバーを中心とする7人の女将(下田ベイクロシオ、大浦荘、石橋旅館、清流荘、臨海荘、観音温泉、季一遊、伊古奈)は茶を振る舞った。黒船祭で毎年上演している日米和親条約調印式の再現劇も披露した。
下田市観光協会はペリー来航と日本開国の歴史を紹介。ここで基礎知識を学んだ外国人ジャーナリストのうち40人は、5月16、17日の1泊2日で下田黒船祭を実際に取材する。
女将が茶を振る舞った