鹿児島県指宿温泉の女将の会「いぶすき温泉華の会」のメンバー5人が3日、福岡市の九州運輸局を表敬訪問。誘客に向けた地元の取り組みを語った。
会の代表、細川いづみさん(指宿ロイヤルホテル)は、「NHKの大河ドラマ『篤姫』の効果で予想を上回る集客が続いており、ドラマ終了後も引き続き集客できるよう具体的な話題作りを行っている」として、温泉地の観光ボランティアガイドの養成や、温泉水を使った化粧水など温泉地ならではの特徴を生かした商品開発を行っている現状を説明。また2011年に予定される九州新幹線の全線開業に寄せる期待などを語った。
九州運輸局企画観光部の山口一郎部長は、観光圏の整備による来訪者の促進や、観光カリスマの積極的な活用、国が行う各種支援策の積極的な利用などを提案した。
いぶすき温泉華の会は平成12年発足。指宿温泉の顔として、積極的な誘客活動を行っている。
山口部長を囲む女将の会メンバー