鳥取県は、カニの水揚げ量日本一を誇り、全国のカニの約半数を水揚げする。2014年度から毎年、カニの漁期に県名を「蟹取県」と改め、誘客キャンペーンを展開している。9月から2月末日まで実施する。
期間中、キャンペーン対象の宿泊施設(152施設)に泊まった人毎月100人(総勢600人)に鳥取県のカニをプレゼントする「ラッキーステイ」のほか、カニキャップを被った姿やカニをテーマに撮った写真をインスタグラムやツイッターに投稿すると名産品が当たる企画やスタンプラリーなどを行う。
平井伸治県知事は、「カニを食べ、カニの夢を見ると幸運になると言われている。水揚げ、消費量とも日本一で、カニの本場である蟹取県でカニを食べて、カニ(開)運成就してほしい」とだじゃれを交えながら訪問を呼び掛けた。
益若さんは、「鳥取県は、何が名産なのか分からない人も多いかもしれないが、まずはおいしいカニを食べてほしい。鳥取には、鬼太郎ロードなどと一緒に訪れたい」と語った。
このほか、8月31日から11月30日までの、西日本豪雨災害を応援する企画「11府県ふっこう周遊割」を紹介。被災地11府県のうち、2府県以上かつ2泊以上した旅行に対し、1人あたり1泊最大6千円の割引を受けられる制度。旅行会社が販売する割引ツアーか、個人で宿泊予約し、旅行後に申請、請求を府県に提出して補助金を受け取る。
カニの魅力をPRする平井知事(左)と益若さん