東京でPRイベント
鳥取県は9月26、27日、鳥取砂丘やカニなどの魅力を発信する「鳥取県PRイベント」を東京都千代田区のKITTEで開催した。特産品の販売や鳥取砂丘にまつわる話を紹介するセミナー=写真=などを行い、県の魅力を訴えた。
セミナーでは鳥取砂丘の豆知識を紹介。鳥取砂丘は、東西16キロ、南北2・4キロあり、末恒、湖山、浜坂、福部の四つの砂丘に分かれている。主な観光地となっている浜坂砂丘は広さが146・2ヘクタールある。また、砂丘に隣接する「砂の美術館」は、訪日客にも人気で、現在はガンジー生誕150年を記念した展示が行われている。
セミナー講師を務めた県の青砥聡係長は「鳥取砂丘では、サンドボード、セグウェイ、らくだライドなど砂丘の自然を生かしたアクティビティや、コウボウムギなど植物を見て楽しむこともできる」と、新しい砂丘での過ごし方を提案した。
会場ではこのほか、銘菓「因幡の白うさぎ」など特産品の販売、鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港、鳥取砂丘ビジターセンターなど施設の案内、9月1日から始まる蟹(かに)取県ウェルカニキャンペーンの紹介などを行った。
県では、訪日客の誘致も強化。来年1月の春節前からは、鳥取・米子―中国・上海浦東線の定期便の運航を予定。週2便で最終調整している。