鬼怒川温泉、灯籠で幻想空間演出

  • 2009年10月10日

温泉街に1500個の灯籠を設置した

温泉街に1500個の灯籠を設置した

 宿泊客の回遊性を高めて地域を活性化しようと、栃木県日光市の鬼怒川温泉で1〜5日の5日間、1500個の灯籠を並べ、温泉街を幻想的に照らし出すライトアップイベント「月あかり花回廊・序章」が開かれた。

 同イベントの開催は今回が初めて。来年は「第二章」、再来年は「第三章」と今後定番化し、国内外からの誘客を図る。

 3日、十五夜の満月の月あかりの下、鬼怒川公園野外ステージで点灯セレモニーを実施した。月あかり花回廊実行委員会委員長の八木澤勝久・鬼怒川・川治温泉観光協会長らが竹灯籠のろうそくに火を入れると、集まった宿泊客らが、ステージから流れる川にように数列に細長く並べられた灯籠に次々と点火していった。

 イベントは毎日午後6時から9時半まで実施した。鬼怒川に沿って鬼怒川温泉駅と鬼怒川公園駅をつなぐ川沿いの道や、駅前、公園内などに竹や大谷石でできた1500個の灯籠を置いた。回廊の各所には竹工芸作家による巨大オブジェや華道家による巨大な生け花などを設置し、足元からライトアップした。浴衣姿の宿泊客らが、淡い光の回廊を散策しながら光の芸術を楽しんでいた。

 鬼怒川温泉駅前や鬼怒川公園野外ステージでは和太鼓、ジャズ、ハワイアンなどのコンサートを開き、光と音の競演で来場者を魅了した。

 同イベントの発案者、波木恵美・鬼怒川グランドホテル夢の季社長は「『月あかりの下で自然と人のやさしさに出会う』をテーマに『なら燈火会』『京都花灯路』を参考にして企画した」と話す。YOKOSO!JAPAN大使でもある波木氏は「中秋の名月をめでる風習は中国から伝来したもの。月あかり花回廊をインバウンド誘客の目玉の一つにも育てていきたい」と意気込む。

温泉街に1500個の灯籠を設置した
温泉街に1500個の灯籠を設置した

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