駐日ハンガリー大使館は、オリンピック企画展を開始した。
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に際し、駐日ハンガリー大使館(特命全権大使:パラノビチ・ノルバート 東京都港区三田2-17-14)は企画展を、そして大使館文化部であるハンガリー文化センター(東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1F)は下記のオリンピック関連企画を実施致します。
ハンガリー文化センター外装
■「ハンガリー文化センターのハンガリー選手の写真による外装」
麻布十番商店街の一角にある、2019年12月に開設されたハンガリー文化センター(東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階、並びに2階のオフィス)の窓全面に東京2020大会に参加するハンガリー選手の写真を貼り、ハンガリー文化センターの建物自体を外に向けられた展示場として考え、選手と主要競技を紹介します。窓に貼られた写真は、ハンガリーオリンピック委員会(MOB)所有のロゴ・イメージを使用したものです。この外装は9月末までを予定しています。
ハンガリーの代表選手は夏季オリンピックで計491個のメダル(金175個、銀147個、銅169個)を獲得しており、オリンピックの未開催国では最多です。フェンシングは金37個、競泳は28個、カヤック・カヌーは25個獲得しており、ハンガリーでは国技とも言える水球では9個の金メダルをとりました。伝統的に強いこれらの競技の現在活躍中の代表選手以外に、今回参加する陸上・ハンドボール・自転車・柔道・空手の有力選手も紹介します。
ハンガリー文化センターのホームページ
ハンガリー文化センターのフェイスブック
https://www.facebook.com/HungarianCultureTokyo
近代オリンピックでのハンガリーの業績:
https://culture.hu/jp/tokio/blog
■「ハンガリー文化センターでの写真展」
ハンガリー文化センター写真展の様子
オリンピックの年にふさわしい事業として、6月15日~7月12日の期間、「TOKYO1964 東京選手団の追憶」企画展を開催し、22個のメダル(内、10個の金メダル)を獲得したハンガリー選手団の活躍と東京と選手村で過ごした毎日を紹介しました。企画展開会式には、1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得したレスリング選手コズマ・イシュトヴァーン選手と交友関係にあった1968年メキシコオリンピックでのレスリング銀メダリスト藤本英男元選手も出席されました。
7月14日~8月19日、ハンガリー文化センター1階多目的ホールにて今回のオリンピック参加選手達を写真と文章でご紹介しています。オリンピック期間中は、10時から17時まで毎日開館(最終入場は16:45まで)、ハンガリー選手の競技スケジュールに合わせて開館時間が延長する予定もあり、どなたでも気軽にご入館いただけます(入場無料)。
※予告なしに閉館する場合もございますので、事前に開館状況をご確認ください。
7月19日から、ハンガリー大使館内においてTOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技大会、そして東京1964年の写真展示を含む「東京オリンピック総合展」を見ることができます。上記のコズマ・イシュトヴァーン選手が1964年の東京オリンピックで獲得した金メダルや優勝をしたハンガリー水球チームの選手が決勝戦で使用したキャップなども展示されています。
※関係者のみが対象です。
■インスタグラムアカウントの開設
TOKYO2020に合わせ、ハンガリー大使館とハンガリー文化センターは共同インスタアカウントを開設しました。@hungaryinjapan には、オリンピック関連情報とニュース、さらにはハンガリーに関する情報をシェアしていきます。
東京2020でのハンガリーチーム
今年のオリンピックハンガリー代表団の人数は総勢約300名で、パラリンピック代表団は100名ぐらいが認定を受けています。オリンピック参加資格を得ているハンガリーの選手は176人です。フェンシング、競泳、カヌー、水球、その他の競技でも成果をあげ、メダルを獲得できることを期待しています。また、ハンガリーで人気のある柔道や空手などの格闘技試合にも出場します。
一方、日本のホストタウンとの協力関係が非常によいことを誇りに思っております。栃木県はハンガリーオリンピック委員会(MOB)と協力協定を結び、多くのハンガリー人選手が栃木で事前キャンプを行いました。福島県の郡山市は7月上旬に到着した水泳選手を迎え、香川県の坂出市はハンガリーのカヌー選手を受け入れました。
写真のコピーライト:ハンガリー文化センター