駐日アイルランド大使館、マンガ風イラストによる東京五輪アイルランド代表選手団の応援企画を展開


 駐日アイルランド大使館は、マンガ風イラストによる東京五輪アイルランド代表選手団の応援企画を展開している。

パラリンピック自転車競技に出場するケイティ ジョージ・ダンレヴィー選手とイヴ・マクリスタル選手(パイロット) (イラスト:©駐日アイルランド大使館)パラリンピック自転車競技に出場するケイティ ジョージ・ダンレヴィー選手とイヴ・マクリスタル選手(パイロット) (イラスト:©駐日アイルランド大使館)

 

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に際し、駐日アイルランド大使館では、マンガ風のイラストでアイルランド代表選手団を応援する企画を展開しています。出場選手を描いたイラストは、大会期間中連日当館のソーシャルメディアで公開しております。本企画は、日本独自の伝統であり全世代から愛される「マンガ」を用いて、東京2020大会に出場するアイルランド代表選手を応援することに加え、アイルランドと日本のスポーツを通じた関係や、人と人とのつながりをさらに強化することを目的としています。

アイルランドからは、オリンピック・パラリンピック合わせて、145名の選手が東京2020大会に出場します。大半の競技は無観客開催となり、たとえ家族や友人であっても会場で直接応援することは叶いません。そこで、イラストを通じて、より多くの方にアイルランド代表選手にご注目いただき、一緒に応援する機会を提供いたします。

アイルランド代表選手たちを描いたマンガ風のイラストは、一般公募で選ばれたイラストレーターの「アカハナドラゴン」氏による作品で、駐日アイルランド大使館のソーシャルメディア(Twitter、Facebook、Instagram)で発表しています。オリンピック競技大会期間中に発表された作品はオンラインで大きな反響を呼び、選手たち自身からも好評を博しました。また、日本のマンガ風の作品であることから、アイルランドはもとより海外のメディアでも注目を集めました。
応援イラストTwitter モーメント: https://twitter.com/i/events/1424955295659352064

 

 

2021年7月29日、ボート・男子軽量級ダブルスカルで金メダルを獲得したフィンタン・マッカーシー選手とポール・オドノヴァン選手 (イラスト:©駐日アイルランド大使館)2021年7月29日、ボート・男子軽量級ダブルスカルで金メダルを獲得したフィンタン・マッカーシー選手とポール・オドノヴァン選手 (イラスト:©駐日アイルランド大使館)

8月24日に開幕するパラリンピック競技大会においても、駐日アイルランド大使館の各ソーシャルメディアで出場選手のイラストを連日公開し、アイルランド代表選手団を応援します。各選手が大会出場に至るまでの道のりを含むさまざまなストーリーも合わせてご紹介します。

例えば、注目選手の一人である馬術のローズマリー・ガフニー選手は、事故による手足の損傷を克服し、愛馬ウェローナと共に、63歳にしてパラリンピック初出場を果たします。また、100m T13の世界記録保持者であるジェイソン・スミス選手は、自身4度目のパラリンピックに臨みます。初出場の北京2008大会において100mを世界新記録で制覇して以来、数々のタイトルを手にしてきました。今大会はさらなる活躍が期待されます。

マンガ風のイラストでアイルランド代表選手団を応援する企画について、駐日アイルランド大使ポール・カヴァナは次のように述べています。
「マンガやアニメは、日本の現代文化において重要な位置を占めており、世界的にも高い評価を受けています。マンガ作品は、ドラマや感動を、誰にでもわかりやすく表現するものです。この企画は、アイルランド代表選手たちの情熱をお伝えする私ども独自の方法です。日本の皆様にこの企画を楽しんでいただき、アイルランドやアイルランド代表選手たちをより身近に感じていただけることを願っております。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、アイルランド代表選手団をあたたかく迎えてくださったホストタウンの各自治体の方々に、心より感謝申し上げます。2019年のラグビーワールドカップ日本大会に続き、この夏、数多くの素晴らしい思い出を共有することで、アイルランドと日本の絆はさらに強いものとなるでしょう。」
 

「グリーン・アーミー」の愛称で知られるアイルランド女子ホッケーチーム。今大会で初のオリンピック出場を果たしました。(イラスト:©駐日アイルランド大使館)「グリーン・アーミー」の愛称で知られるアイルランド女子ホッケーチーム。今大会で初のオリンピック出場を果たしました。(イラスト:©駐日アイルランド大使館)

補足

東京2020オリンピック競技大会では、116名の選手が19競技に出場し、そのうち女子選手は55名でした。
一方、東京2020パラリンピック競技大会に参加するアイルランド代表選手団は、9競技に出場する29名の選手から構成されています。男女比は14対15と、ジェンダーバランスの取れたチームとなっています。詳しくは、アイルランドパラリンピック委員会の公式ウェブサイトをご覧ください。 https://paralympics.ie/

アイルランド代表選手団をサポートしてくださる自治体
袋井市(静岡県):ホストタウン、オリンピックチームの事前キャンプ地
成田市(千葉県):ホストタウン、パラリンピックチームの事前キャンプ地
岩手町(岩手県):ホストタウン、女子ホッケーチームの事前キャンプ地
益田市(島根県):ホストタウン、パラリンピック自転車競技チームの事前キャンプ地
宮崎市(宮崎県):ボクシングチームの練習拠点
遠軽町(北海道):ホストタウン
松江市(島根県):ホストタウン

1964東京オリンピックゆかりの木
1964年の東京オリンピックの際に、アイルランド代表選手団が持ち寄ったパイン類の樹種が遠軽町で育ち、林になりました。林材は、日本オリンピックミュージアムにも展示されています。

スポーツにおけるダイバーシティとインクルージョン
スポーツにおけるダイバーシティとインクルージョンをレガシーとする東京2020大会の取り組みを支持し、当館では今年7月、昨今の女子選手に焦点を当てた「Women In Sportキャンペーン」をTwitter上で実施しました。また、ハッシュタグ #WomenInSport をつけ、女性のスポーツ参加・参画促進について投稿しています。
「Women In Sportキャンペーン」Twitterモーメント: https://twitter.com/i/events/1415545249917775873
【駐日アイルランド大使館公式ウェブサイト・ソーシャルメディア】
ウェブサイト: https://www.dfa.ie/japan
Twitter: @IrishEmbJapan / Facebook: @irelandinjapan / Instagram: @irelandinjapan

 
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