日本と香港の航空当局間協議が10月24日から26日まで都内で開かれた。協議の結果、香港の航空会社について、日本のどの空港にでも乗り入れができるようになった。29日、国土交通省が発表した。
香港の航空会社の乗り入れはこれまで、成田、関西、中部の3国際空港など9カ所に限られていたが、自由化により香港と地方空港との就航が増えると見られ、交流人口の拡大に弾みがつきそうだ。
また、香港企業として4社目となる香港エクスプレスの新規乗り入れも認めた。
日本側は、アジアゲートウェイ構想に基づいて双方の路線、便数の自由化を提案したが、香港側の同意を得られず、継続協議となった。