観光庁は17日、Go Toトラベル事業の地域共通クーポンを利用した飲食における感染防止対策の強化を発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大している地域では、都道府県知事の判断に基づき、子どもを除いて4人以下の単位の飲食に利用を限定する。Go Toイート事業の利用条件にそろえ、知事に対応を検討するよう要請する。
都道府県知事の判断に応じて対応が固まった地域では、早期に実施するよう求めている。飲食の単位を4人以下とする具体的な事例には、個室の利用、テーブルの区分、パーテーションやアクリル板の設置なども挙げている。
Go Toトラベル事業では、地域共通クーポンを利用した飲食だけでなく、団体旅行に含まれる飲食についても、都道府県の対応に沿って同様の制限とするほか、団体旅行におけるバス内での食事を禁止する。
Go Toイート事業では、感染拡大が見られる地域について、食事券やポイントを利用した飲食は原則4人以下(子どもを除く)の単位とすることを決定。感染状況を踏まえた対応について都道府県知事に検討するよう求めている。