音楽特定利用促進機構(ISUM=アイサム、東京都渋谷区)は、結婚式場で適法利用が可能な市販楽曲リストを公開しているが、その楽曲データベース(https://isum.or.jp/music/)で1日から「試聴サービス」を開始した。
ブライダルシーンで市販楽曲を複製(コピー)してBGM用のCDやプロフィールビデオなどを制作する際は、著作権および著作隣接権の権利者からの許諾が必要となる。ISUMは、煩雑なこの権利処理手続きをオンライン上で簡単にクリアできる日本初のワンストップシステムを提供している。
ISUMのサイト上で公開している楽曲データベースには、ISUMを通じて結婚式で適法利用できる1万2千曲以上が登録されており、曲名、アーティスト名、利用シーンから楽曲を検索することができる。
さらに、一般的に30~40曲のBGMが必要とされるブライダルシーンにおいて、楽曲選びで困っている消費者が参考になる利用用途別の人気ランキングをはじめ、曲調や季節、ドラマ・CMなどさまざまなカテゴリ別に紹介している。
試聴サービスの開始により、ランキングなどから選ぶ際には、知らない曲でも音源を聴くことでイメージがしやすくなる。「1年のうちで一番挙式数の多い秋に向け、新郎新婦の皆さまのよりスムーズなBGM選びをサポートする」とISUM。