韓国、香港からの九州へのツアーが再開された。震災後、九州では初となる韓国からの大型ツアーが4月21日に熊本に到着、香港からもツアー客が同22日に福岡に到着した。地元の観光関係者が空港で旅行者を出迎えるなどして歓迎した。
韓国の旅行会社ハナツアーが催行する団体旅行には約80人が参加。アシアナ航空で熊本空港に到着し、2泊3日の日程で熊本や大分の観光地を回った。
香港からは香港の旅行会社パッケージツアーズが催行する団体旅行で18人が来日。香港ドラゴン航空で福岡空港に到着。4泊5日の日程で別府の温泉地やハウステンボス、阿蘇山、福岡市内を観光した。
国土交通省九州運輸局によると、4月末には中国からの団体旅行がチャーター便で九州入りする予定。同運輸局では、ビジット・ジャパン事業による海外に向けた情報発信などを強化し、訪日ツアーの本格的な再開につなげたいとしている。