青森県観光連盟は2〜6日の5日間、埼玉県のJR大宮駅内のイベントスペースで観光PRキャンペーンを行った。来年12月の東北新幹線全線開通のプレキャンペーンの一環。パネルによる観光スポットの紹介や名産品の販売に加え、土日には津軽三味線の演奏などを実施。大宮駅の一角は青森一色となり、道行く人の興味を誘っていた。
イベントスペースでは青森県各地の観光スポットを紹介するパネルの展示のほか、観光パンフレットやりんごの配布を実施。ミスりんごやあおもり機構キャンペーンスタッフなど同県の代表が、県内各地の地域の見どころを紹介し、来訪を呼び掛けた。
5、6日には八戸地方の民俗芸能「えんぶり」を披露。おはやしの音にひかれて集まった人たちは、ユーモラスな大黒舞や子どもの舞い手によるすだれ芸に見入っていた。
同県が大宮駅で物販を伴う観光PRキャンペーンを行ったのは初めて。B級グルメとして注目を集める「せんべい汁」用のせんべいが早々に売り切れるなど、「物販コーナーの売れ行きが非常によく、手ごたえを感じた」と同県観光連盟では話している。
勇壮なえんぶりが披露された