鹿児島県霧島市が「いざ霧島 100万人キャンペーン」を実施している。宮崎県で発生した口蹄疫の影響で減少した観光客を取り戻すため、旅行会社に対して商品造成の支援を行うとともに、現地で「龍馬・お龍、新婚旅行の地『霧島』を巡るスタンプラリー」=画像はチラシ=を行っている。
商品造成事業は、市内の観光地などに誘客する旅行会社や観光バス会社などが対象で、一定の条件を満たす旅程を計画、実施した旅行商品の送客実績に対し助成する。
宿泊プランと日帰りプランがあり、宿泊プランは、市内1泊以上と「いざ霧島 100万人キャンペーン」実行委員会加入施設を2カ所以上利用することが条件。日帰りプランは、同実行委員会加入施設を3カ所以上利用した場合となる。いずれも、パンフレットやチラシなど支援を受ける旅行商品の宣伝物の作成が必要となる。
対象催行期間は来年3月31日まで。申請の締め切りは1回目が11月1日、2回目が11月30日となっている。
スタンプラリーは同キャンペーンののぼりのある宿泊施設や観光施設を利用し、用紙にスタンプを押して応募すると、計1千人に抽選で総額500万円相当の宿泊プランや特産品が当たる。応募には、宿泊はスタンプ1個、日帰りは3個必要。期間は12月31日まで。
詳しくは、同実行委員会事務局(TEL0995・78・2115)。