電通は4月22日、訪日中国人向けのフリーマガジン「タイムアウト東京マガジン」中国語版を、旅行情報を発信する出版・メディア運営会社、タイムアウト東京(東京都渋谷区)と共同で6月に創刊すると発表した。
タイムアウト東京は、ロンドンを拠点に37カ国85都市で展開されているシティガイド「Time Out」の東京版として、英語版マガジン、ガイドブック、ウェブ、アプリを運営している。
「タイムアウト東京マガジン」中国語版の創刊号は、都内の旅行ガイドとしての役割に加え、週末に買い物目的で訪日する中国や香港、台湾からの個人観光客のニーズに合わせた商品や都内の店舗、観光地などの最新情報を掲載し、この一冊でガイドが完結する内容にするという。
年2回で、繁体字版と簡体字版をそれぞれ5万部発行する。体裁はA4変型、84ページ。
日本国内の空港や地下鉄主要駅、ホテルなどのほか、訪日前の現地空港などでも配布する予定にしている。