
オリジナルスキンケアブランド「Sylph」
長崎県雲仙温泉の「ゆやど雲仙新湯」(豊田紗英子代表取締役)はこのほど、雲仙の天然水と長崎産の自然由来成分を配合したオリジナルスキンケアブランド「Sylph(シルフ)」を立ち上げた。地元で作られた素材の魅力を宿泊を通して顧客に提供したいという思いから、約2年の開発期間を経て完成させた。
同館が所在する島原半島は古くから湧き水が豊富なことから「水の都」と呼ばれ、日本名水百選にも選定されている。緑豊かな山々から湧き出た天然水はミネラル豊富、少しとろみがあるのが特徴で、全ての商品に雲仙の天然水を20%配合した。
商品には天然水を主役に長崎県産のビワ葉、ヨモギ葉、つばき油の自然由来成分をぜいたくに使用。肌に潤いを与えるトウミツ、スクワランなども含まれており、使うたびに自然の恵みやエネルギーを感じられる。
ラインアップはクレンジングウォッシュ、バランシングスキンローション(化粧水)、モイスチャライジングエマルジョン(乳液)の3品目で、どれも肌なじみが良く温泉上がりのようなしっとり肌が完成する。同館の訪問客からはメイクがしっかり落ちて保湿効果の高いクレンジングウォッシュが特に人気。
香りはラベンダー、ビターオレンジ葉などのオリジナルブレンドを開発。サトウキビの搾りかすを原材料としたハイブリッドバガス紙を外箱に使用するなど、エシカルな取り組みにも力を入れる。
現在は公式オンラインショップ・館内売店で販売中。今後も積極的に販売販路を広げていくと同館。
オリジナルスキンケアブランド「Sylph」