ホテル清掃に独自のノウハウを持つフェアトンは、ノロウイルスなどの食中毒予防にトイレをはじめパブリック共用部を中心とする除菌、消臭のサニテーションをシステム化し、品質強化を図っている。
名称は「フェアトンサニテーションシステム」。主な作業手順は(1)トイレ、ベーシンなどの除菌、消臭(2)トイレのにおいの除去、防汚(3)床、壁の除菌、消臭(4)配水管のにおいの除去(5)すべての空間の除菌、消臭──。状況や場所により清掃方法、ケミカル(洗剤、薬剤)、道具をシステムに従い適切に使うことにより、除菌、消臭の管理が徹底できるというシステムだ。
また、同社では、安定化二酸化塩素を主成分とする除菌剤を定期的に噴霧し、厨房や宴会場などホテル内の空間に浮遊する菌を除菌するシステムも販売している。この「サニコムシステム」は、空中浮遊菌、落下菌ともに平均97%の除菌効果が得られるという。
防臭、消臭についてホテルの安全性を重視しているフェアトン。清掃の品質はもちろんのこと、食中毒や感染症の原因となるノロウイルスやO-157といった細菌やウイルスなどに対する空間の衛生管理に努めている。
この件についての問い合わせ先は、フェアトン営業部(東京都港区芝大門2-11-1富士ビル3階、TEL03・6403・4431)。