カナダで9月23日に開かれた第6回世界ジオパーク国際ユネスコ会議で、阿蘇ジオパークの世界ジオパークネットワークへの加盟が認定された。日本からの認定は7番目。2010年10月に世界ジオパークに加盟した山陰海岸ジオパークの再認定とエリア拡大も認められた。
阿蘇ジオパークは、阿蘇カルデラと周辺地域を含む約1100平方キロメートルに及ぶ。熊本県の阿蘇市、南小国町、小国町、山都町、高森町、産山村、南阿蘇村、西原村に広がっている。
世界ジオパークには4年に一度、再認定の審査がある。山陰海岸ジオパークは再認定の審査に合格したほか、鳥取市白兎海岸以西のエリアも新たに認定を受け、ジオパークに追加された。
世界ジオパークに認定されている日本のジオパークは阿蘇、山陰海岸のほか、洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、室戸、隠岐。