阪急交通社は企業や団体に対し、リゾート地や温泉地などで余暇を楽しみながらテレワークで仕事をする「ワーケーション」の提案を積極的に進める。オンラインによるセミナー開催や、体験モニターツアーなどを実施し、導入に向けてのプロセスを示し後押しする。また、ワーケーション専用のウェブページも開設した。
新型コロナウイルスの影響で、従業員の感染予防対策や働き方改革に取り組む企業や団体が増加、ワーケーション導入の機運が高まっていることに対応する。
オンラインセミナーは10月14日に開催(定員500人)。ワーケーションをいち早く導入した和歌山県と日本航空の担当者による事例紹介、長崎県五島市主催のワーケーションイベントの仕掛け人や体験者によるパネル討論を行う。
ワーケーション体験モニターツアーは五島列島を舞台に、来年1月12~15日の3泊4日で実施。地域から学ぶワークショップのほか、EQ(こころの知能指数)スコア測定を参加前後に行い、「個々の心の変化を可視化することでワーケーション効果を示す」としている。
旅行代金(東京・大阪発着)は「Go Toトラベル」適用で5万2千円(適用前8万円)。滞在中利用できる地域共通クーポン券(1万2千円)を別途用意する。問い合わせは東京団体支店、TEL03(6745)1865。