阪急交通社は8月31日、南海電鉄の空港特急「ラピート」=写真=を南海なんば駅から和歌山市駅まで貸し切り、和歌山県を巡る日帰りの旅を11月に実施すると発表した。
出発日は11月7~29日間の土・日・祝日。旅行代金は座席3列のスーパーシートの場合、大人が1万400円(Go Toトラベルの適用前は1万6千円)、小学生9100円(同1万4千円)、4列のレギュラーシートはそれぞれ9750円(同1万5千円)、8450円(同1万3千円)となっている。
ラピートは南海なんば駅と関西空港駅間で運行されている。列車の“顔”と航空機のイメージから生まれた楕円窓に特徴があり、人気の列車だ。
ツアーでは和歌山市駅到着後、加太名物「鯛(たい)」をモチーフにした観光列車「めでたいでんしゃ」に乗り換え、加太駅まで移動。昼食は大トロ、中トロを使った特上まぐろ尽くし御膳を出す。万葉集ゆかりの地、和歌の浦にたたずむ玉津神社に行き、参拝後には特別御朱印をプレゼントする。