阪急交通社、「日本の城」ランキングを発表

  • 2018年2月14日

 阪急交通社は、「日本の城」ランキングを発表した。 

阪急交通社が、最近1年間で検索された城の名前のランキングを発表。全国の城の中から上位に選ばれたのはどの城かご紹介します。

天守のみならず、周囲の石垣や堀、井戸、城の背景となる景色を楽しみ、その城が持つ歴史に想いをはせる……、そんな多様な楽しみ方ができ、季節を問わず(けれど季節によっても様々な姿を見せる)人気を集め続ける城。
近年は、AR、VR、プロジェクションマッピングなど、最先端の技術を使った演出、イベントなども各城で開催されています。

今回、そんな城の内、全国でどの城(城の跡も含む)が人気なのかを探るべく、阪急交通社のサイト内検索数ベスト10をご紹介します。

「日本の城」検索数ランキングはこちら

1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>
2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>
3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>
4位 江戸城(えどじょう)<東京都>
5位 彦根城(ひこねじょう)<滋賀県>
6位 大阪城(おおさかじょう)<大阪府>
7位 上田城(うえだじょう)<長野県>
8位 五稜郭(ごりょうかく)<北海道>
9位 熊本城(くまもとじょう)<熊本県>
10位[同率] 名古屋城(なごやじょう)<愛知県>
10位[同率] 二条城(にじょうじょう)<京都府>
10位[同率] 弘前城(ひろさきじょう)<青森県>

対象:2017年1月1日~2017年12月31日の検索数
*単一キーワードによる検索数を元にしており、表記揺れ、複合キーワードによる検索は合算していません。ただし、竹田城など「竹田城跡」「竹田城址」といった、城があった跡であることを示すために一般的に呼ばれる名称は合算しています。

1位に輝いたのは姫路城! 約5年半に渡って総工費24億円をかけた大修理を終え、2015年には入城者数が222万人を突破。全国の入城者数の過去最多を記録したことでも話題になりました。
大河ドラマで知名度が一気にアップした城や、桜や紅葉の季節にぴったりの城もランクインしています。

1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>

姫路城姫路城

兵庫県姫路市にある姫路城は、天守閣などが国宝や重要文化財に指定され、平成5年(1993年)には日本で初めて世界文化遺産にも登録されました。シラサギが羽を広げたような姿とのことから、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でも呼ばれています。
大天守の美しさは圧巻で、時代劇のロケ地としても多数使用されています。城内ではARを利用した展示、解説を行っていますので、訪れる際はぜひ専用アプリをダウンロードしておきましょう。
千姫が休息所としていた「化粧櫓」や、播州皿屋敷でお菊が投げ込まれたとされる「お菊井戸」など、天守閣以外にも注目スポットが多数あります。

2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>

竹田城竹田城

兵庫県朝来市(あさごし)の古城山(こじょうざん)山頂、標高約353.7mに竹田城(跡)はあります。約400年前に廃城し、石垣のみが現存しています。
竹田城の周辺に濃い霧が発生することがあり、雲海に浮かんでいるように見えるため「天空の城」と呼ばれ、近年人気が沸騰しています。「恋人の聖地」としても登録されており、カップルで訪れる人たちも多く見かけます。
最寄りの駐車場から20分ほど歩かなければなりませんので、歩きやすい靴(スニーカーや登山靴など)をはいて行きましょう。
*1月、2月は冬季閉山となります

3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>

松本城松本城

長野県松本市にある松本城は、現存する五層天守閣としては最古で、国宝に指定されています。
松本城の魅力は、白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた外観の美しさにあると言われていて、背景に広がる北アルプスも含めて一見の価値があります。
松本城VRアプリ「ストリートミュージアム」を利用すれば、松本城の江戸時代の姿を再現したVRと解説アナウンスを楽しめます。また、城内には兜や忍者の衣装を身に付けた「おもてなし隊」が。一緒に記念撮影ができます。

4位 江戸城(えどじょう)<東京都>

江戸城江戸城

現在ではその城跡一帯が皇居として使用されている江戸城。徳川家康の居城であった時期もあります。「江戸城」という言葉が一般的に使用されることは少ないかもしれませんが、阪急交通社には「江戸城歴史ウォーキング」という日帰りツアーがあり、4位へのランクインはその影響も考えられます。
皇居を一般参観するためには事前申請または先着順の当日受付となります。東御苑には、江戸城天守閣跡や天守台、富士見櫓(ふじみやぐら)、桃華楽堂(とうかがくどう)などがあります。その他にも、東御苑のメインゲートである大手門や、撮影スポットとして人気の高い二重橋、「桜田門外の変」で知られる桜田門、楠木正成(くすのきまさしげ)の銅像など見どころが多数あります。

5位 彦根城(ひこねじょう)<滋賀県>

彦根城彦根城

滋賀県彦根市にある彦根城は、天守、附櫓(つけやぐら)及び多聞櫓(たもんやぐら)が国宝に指定されています。戦のために築城されたとされているだけあり、天守では隠し部屋や狭間(弓矢や鉄砲で狙撃するための穴)を見ることができます。城内には、約400本の梅の木が植えられており、例年3月中旬から下旬に花を咲かせます。その他、彦根城のお堀を遊覧する屋形船や、周辺を巡る人力車なども人気があります。
彦根城のマスコットである「ひこにゃん」は毎日登場しますが、必ず会いたいという方は登場する時間をサイトでチェックしておくと良いでしょう。

6位 大阪城(おおさかじょう)<大阪府>

大阪城大阪城

大阪府大阪市にある大阪城は、再建、改修を経て、平成9年(1997年)に国の登録有形文化財に指定された人気観光スポットです。8階建ての城内は博物館と展望台になっており、大阪城に関する展示やシアター、ミュージアムなど、見どころ満載で、最上階には展望台があり、大阪の街並みを一望できます。期間限定のイベントとして、現在、大阪城西の丸庭園にて大阪城イルミナージュというイベントが開催中。重要文化財の大阪城の櫓も平成30年(2018年)3月から11月期間限定で特別公開を予定しています。
また城内にはエレベーターが設置されているため、階段を上ることが難しい高齢者や車椅子の方も観覧可能です。

7位 上田城(うえだじょう)<長野県>

上田城上田城

信州は長野県上田市にある上田城は、天正11年(1583年)真田昌幸によって築城されました。平成28年(2016年)の大河ドラマ「真田丸」や映画「サマーウォーズ」の舞台としても一躍有名となった場所です。
春には約1000本の桜が咲き誇る千本桜まつり、秋には夜のライトアップが美しいけやき並木紅葉まつりが行われ、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。最寄りの上田駅からは徒歩で15分程。乗車料金100円の循環バスが30分に1本の間隔で運行しているので、バスを利用するのもおすすめです。

8位 五稜郭(ごりょうかく)<北海道>

五稜郭五稜郭

北海道函館市の中心地にある五稜郭は、江戸幕府の役所として幕末に造られた西洋式城郭です。稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があり、星型の形をしています。堀の内側は約125,500平方メートル、実に東京ドーム約3倍の広さを誇ります。中央に立てられた箱館奉行所は、内部を見学することができ、その建築や佇まいから当時の歴史を肌で感じることができます。
春になると約1600本のソメイヨシノが開花し、お花見と共にジンギスカンを堪能することも。

9位 熊本城(くまもとじょう)<熊本県>

熊本城熊本城

熊本城は熊本市の中心部の小高い場所にあります。大天守と小天守があり、内部は地下1階地上6階建てとなっています。6階の最上階からは、熊本市内はもちろん阿蘇山も見渡せる絶景ポイントが。他にも、熊本城築城当時を復元した本丸御殿の金色に輝く「昭君之間(しょうくんのま)」はぜひ見ておきたいところ。豪華絢爛な障壁画は息を呑む美しさです。
平成28年に発生した地震により、天守閣や本丸御殿など、現在いくつかの部分は立ち入ることができなくなっていますが、近隣にある二の丸広場や加藤神社、その周辺からは天守閣や櫓などを見ることができます。

10位[同率] 名古屋城(なごやじょう)<愛知県>

名古屋城名古屋城

徳川家康が天下統一のため最後に築いたと言われている名古屋城。名古屋駅から電車で約10分の場所に位置しています。天守閣は地下1階から7階まで観覧できるようになっており、藩主の暮らしや城下の一日体験、本丸御殿を飾っていた重要文化財や、よろい、かぶと、刀、火縄銃などの収蔵品を見ることができます。その中でもおすすめなのが5階にある実物大の金鯱(金のシャチホコ)。なんと金鯱に乗って写真撮影が可能なので、是非写真に収めたいところです。※天守閣は木造復元事業に伴い、平成30年(2018年)5月7日から入場禁止予定となります。

10位[同率] 二条城(にじょうじょう)<京都府>

二条城二条城

平成6年(1994年)に世界遺産登録をされた二条城は、京都府京都市中京区にあり、慶長8年(1603年)に、徳川家康が京都に訪れた際の宿泊所として建設されました。15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行った場所としても広く知られています。中でも建物面積が3,300平方メートル、部屋数33、畳が800畳敷かれている国宝・二の丸御殿は、その豪華で美しい建築と障壁画は見る者の心を魅了します。

10位[同率] 弘前城(ひろさきじょう)<青森県>

弘前城弘前城

青森県弘前市の弘前公園内に建つ城で、寛永4年(1627年)に落雷によって本丸御殿などが一度焼失してしまいましたが、文化7年(1810年)に再建されました。園内には天守以外に辰巳櫓(たつみやぐら)、未申櫓(ひつじさるやぐら)、丑寅櫓(うしとらやぐら)があります。これは、天守から見た方角を12支で示したもので、それぞれ南東、南西、北東に位置しています。4月下旬からゴールデンウィークに開催される弘前さくらまつりは日本桜の名所100選にも選ばれており、毎年観光客でにぎわいます。

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